ドキュメントJ 動画 2025年日8月3日

ドキュメントJ 動画 2025年日8月3日

内容:去年10月、広島に大きなニュースが飛び込んできました。日本被団協のノーベル平和賞受賞。長年に渡る被爆者たちの“草の根”の平和運動が、世界に「核のタブー」を確立したと評価されました。年老いた被爆者たちは口々に「亡くなった“先人たち”と受賞を喜び合いたかった」と語りました。“先人たち”―。「反核運動の父」と呼ばれた故・森滝市郎氏ら、日本被団協の歴史を作り支えてきた被爆者たちのことです。番組では、過去のアーカイブ映像も交えながら「核のタブー」を地道に訴え続けた“先人たち”の思いを描き、日本被団協の誕生、活動の歴史を振り返ります。また、原爆による病気や差別に苦しんだ戦後の状況、被団協設立当時について語ることのできる数少ない被爆者を取材。その貴重な証言から、今回の平和賞受賞の意味を問いかけ、核兵器の非人道性を訴えます。また、被爆者が授賞式開催の地・オスロで何を語ったのか、歴史的な瞬間も記録します。被爆者の平均年齢は85歳を超えました。それでも年老いた被爆者たちは「受賞は始まり」と受け止め、さらなる活動を進めようと奮起します。被爆者から“託された思い”を次世代の私たちはどのように未来につなげていけばよいのか。「核のタブー」を守り受け継ぐ大切さや、平和のために私たち1人1人に何ができるのか、身近なところから考えていきます。

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